キャリアアップ助成金「正社員化コース」が拡充!

以下の記事で、助成金とはそのそも何かということと、キャリアアップ助成金について紹介させていただきました。今回、そのキャリアアップ助成金のうち正社員化コースが大きく拡充されたことにより、さらに魅力的な助成金になりましたので、その内容をご紹介します。

【2023年度版】経営に使える助成金紹介!キャリアアップ助成金/人材開発支援助成金

前回の記事では、助成金とは何かについて解説しました。今回の記事では、実際にどのような助成金があるのかについて簡単に、わかりやすさ重視で解説します。 詳細に解説し…

主な変更点をご紹介!

厚生労働省リーフレット:クリックして拡大

上記リーフレットは、厚生労働省のキャリアアップ助成金ページにあるものになります。
キャリアアップ助成金「正社員化コース」の拡充点として4つあるのですが、上記中③と④は一度限りの支給なので、今回は割愛いたします。
金額は、今回も中小企業のもので説明いたします。

金額が大きく増額!

従来の57万円から、80万円に大きく増額しました!
今までと同じく人数制限もないので、安心して使えます。

ただ、一つ注意が必要なのは2期制になったことです。
今までは57万円を正社員化から6月後に全額請求していたのが、今後は6月後に40万円、12月後に40万円をそれぞれ請求をし、支給が可能か判断されることになります。

期間が長くなると、途中で退職したらどうなる、というのはより気になるかも知れませんが、こちらも今まで通り自己都合や、やむを得ない退職であれば通常通り支給されます。
2期制になったから不利、ということにはならないでしょう。

雇用期間の長い有期期間雇用者も対象に!

これも大きな拡充点になります。
今までは、対象となる有期期間雇用者は雇い入れから6月~3年以内のみということで、今一つ気の利かない面もありました。

1~2年だと、本人の能力や今後の勤続の期待を見極めるには少々物足りないし、3年目でも有期雇用者が無期転換申込権を得るまでまだ2年以上ある。つまり、57万円のために無理に前倒しして正社員化するのはどうなの?という状況が生まれやすい制度でした。

それが今回の拡充により4年目、5年目職員も対象になるので無理のない見極めと、雇い入れから5年以降の無期転換申込を意識した運用ができるようになりました。

ただ、有期雇用期間が5年を超える職員については、無期雇用労働者扱いになり支給額が28.5万円に大きく下がる点はご注意下さい。

まとめ

以上、キャリアアップ助成金「正社員化コース」についてご案内しましたがいかがだったでしょうか?

今回のように、助成金は日々経営者にとっての改悪と改善を続けています。
重要かつ有益なものはなるべくご紹介しますが、とてもすべては書ききれません。

相談いただければ、お客様にヒアリングしたのち、お役立ちしそうな生きた助成金を個別にご紹介させていただきますので、ぜひお問合せください。

ご連絡、お待ちしております!

執筆:クレイド法務事務所 代表
   前田 健